空家対策

空家対策

空家の問題

近年、人口減少や高齢化を背景に、日本の空き家率は増加の一途をたどっています。それに伴い、空き家に関するトラブルも多発していますが、なかでもきちんとした管理がされないまま長年放置されている「放置空き家」は、防災面、防犯面、衛生面などでさまざまな問題を引き起こす「問題空き家」といわれています。「問題空き家」は放置されているために問題が発生しても発見が遅れ、地域住民の生活環境に深刻な影響を与えています。

「問題空き家」が引き起こすトラブル

  • 放火による火災

    放火による火災

    空き家は、「人の目」があまり届きません。また枯れ草やゴミなど、燃えやすいものが放置されているため、不審者にとって都合が良く、放火の標的となってしまいます。

  • 老朽化による倒壊

    老朽化による倒壊

    主に木造でできている日本の家は、定期的に適切な管理を行わなければ急激に老朽化していきます。古い空き家は耐震性も低く、小さい震度の地震や台風で倒壊する危険性があります。

  • 不審者の侵入(動物も含む)

    不審者の侵入(動物も含む)

    所有者がさまざまな理由で私物を置いたままにしている空き家などは、不審者の標的となってしまいます。伸び放題の草木によって、建物の内部は周囲の人の目につきにくい状況となり、不審者や野生の動物が住み着いてしまう恐れがあります。

  • 景観破壊

    景観破壊

    長い間、人が住んでいない老朽化した建物は、景観が良くないだけでなく、不法投棄の増加や、害虫・害獣などの繁殖の原因となります。それらの被害をそのまま放置した場合、さらなる地域の生活環境の悪化、治安の悪化へつながります。

「問題空き家」にならないために

「問題空き家」にならないためには、定期的に空き家の管理に訪れ、何か問題が発生した場合などはすぐに対処をすることが大切ですが、問題の発生を未然に防ぐために、以下のような対策をしておくことも重要です。

  • 敷地の周囲をフェンス等で囲み、不審者が侵入できないようにする
  • 敷地の周囲に照明を設置し、夜間も建物周辺を明るくする
  • 燃えやすいもの(紙くずや木くず等)や危険物(灯油等)を放置しない
  • 害獣のエサとなるようなものを放置しない
  • 付近の住民と連絡を取り合い、周囲と協力して不審者に目を光らせる
  • 老朽化した建物は、リフォームをするか、解体してしまう
  • 看板等で管理者を明示し、建物が管理されていることをアピールする

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火災や倒壊の問題を抱えた空家を所有している方々のために、当社では問題を解消するためのご相談窓口を設けています。空家の問題にお悩みの方は、ぜひ一度当社にご相談ください。

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